バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集
Online ISSN : 1884-8699
ISSN-L : 1884-8672
第14回バイオフィリアリハビリテーション学会予稿集
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肢体不自由児の医療受診状況と親の意識
*芝原 美由紀辻村 尚子
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p. 58

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抄録

肢体不自由児の医療的ケアについては、年齢を超えて小児科に受診するいわゆるキャリーオーバーがみられる。多くの親は子供が18歳なる前に、それまでかかっていた小児科と並行する形で内科等に受診することがある。そこで、肢体不自由児の幼児から高校生を対象に受診の実情を調べた。そこから、親の医療受診の対応が異なる群がみられたので、それについて報告する。一つは過剰と思われるほどの多くの病院もしくは科で診療を受ける群で、もうひとつは2-3年全く医療受診をしていない群である。双方に共通していることは、必要な受診の情報が適切に伝わっていないというであった。そのため小児医療から成人医療へのスムーズに移行できるシステムの構築が望まれた。

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© 2010 バイオフィリア リハビリテーション学会
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