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創薬最前線
アステラス製薬の創薬研究戦略
岩井 晃彦
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2019 年 29 巻 2 号 p. 50-53

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抄録

社会や患者の方に高価値の医療ソリューションを継続的に創出していくためには、社外の先端科学の進展をいち早く新薬創出に活用することが肝要であり、またそのための仕組みをもつことが重要である。アステラス製薬ではさまざまな種類の科学の進展を新薬創出の機会と捉え、疾患、バイオロジー、モダリティー・テクノロジーの3要素から多面的なアプローチで創薬研究に挑戦している。また、この3要素からFocus Areaを定義し、これを展開発展させる創薬研究戦略を実行している。組織としてイノベーション創出を促進させるための社内人事制度も重要であろう。本稿では、これらを踏まえ今後求められる創薬研究者像についても考えを共有したい。

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© 2019 公益社団法人 日本薬学会
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