東京工業大学生命理工学院
2020 年 56 巻 6 号 p. 499-503
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MacBは、外膜貫通チャネルTolCと膜融合蛋白質MacAと共に三者複合体を形成し、2重の膜構造を持つグラム陰性菌において、マクロライドなどの基質を細胞外へと排出するABCトランスポーターである。MacBは、細胞質膜において単独で働くABCトランスポーターとは異なり、同じく三者複合体として働くRND型トランスポーターと同様に、ペリプラズムから基質を取り込み、排出を行う新たな機構が提案された。
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