表面科学学術講演会要旨集
2016年真空・表面科学合同講演会
セッションID: 1Ep11R
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11月29日(火)
化学構造制御された炭素系触媒の酸素還元電極過程解析
*坂牛 健魚崎 浩平
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抄録

本講演では、化学構造を制御しながら清浄な窒素含有炭素(以下N-doped carbon; NC)を合成する手法を基盤に、より実用触媒に近い粉末非白金触媒のORR電極過程を解析し、その結果の発表を行う。我々の得た結果から、グラフェン構造に窒素を導入することによってORR活性を得る原理は、これまでの理論より複雑であると考えられる。講演では、現状で理解している範囲でNCにおけるORR電極過程を説明する。

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© 2016 公益社団法人 日本表面科学会
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