表面科学学術講演会要旨集
2016年真空・表面科学合同講演会
セッションID: 3Ca02
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12月1日(木)
飛行時間型を用いた仕事関数測定装置の開発
*武藤 正雄津野 勝重米澤 健寺井 慶和西山 洋
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抄録

イオンと同じ荷電粒子でありながら光電子で飛行時間型測定が実現しなかったのは、光電子がイオンに比べ質量が微量なため、外乱に妨げられるためとされていた。我々は磁気ボトル方式を採用することにより光電子を効率よく収集して検出器に導くことに成功し、パルスレーザーを励起源としてオシロスコープに飛行時間を表出することにより、仕事関数測定を可能にした。

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© 2016 公益社団法人 日本表面科学会
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