表面科学学術講演会要旨集
真空・表面科学合同講演会
(第30回表面科学学術講演会・第51回真空に関する連合講演会)
日本真空協会・社団法人日本表面科学会
セッションID: 4P-112
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11月4日(木)
硝酸酸化法を用いる表面パッシベーション効果によるシリコン太陽電池の高効率化
*金 昌鎬金 佑柄高橋 昌男小林 光
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抄録

 シリコン太陽電池の高効率化に、シリコンの有する表面準位の消滅による表面パッシベーション技術が必要である。一般的な熱酸化は900˚C以上の高温を要するため、シリコン太陽電池には利用されていない。本研究では硝酸酸化法を用いて120˚Cの低温で、太陽電池の表面上に極薄酸化膜を形成した。その結果、形成した酸化膜は高いパッシベーション効果をもち、シリコン太陽電池のエネルギー変換効率を向上したので報告する。

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© 2010 社団法人 日本表面科学会/日本真空協会
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