日本地理学会発表要旨集
2016年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P1021
会議情報

発表要旨
5mグリッドDTM画像解析によるフィリピン・ルソン島の活断層の再評価(予察)
*中田 高後藤 秀昭堤 浩之宮内 崇裕マッピング チーム
著者情報
キーワード: 活断層, ルソン島, DTM
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

筆者らは,フィリピンの内陸地震発生予測精度の向上の基礎資料として, IfSAR(干渉合成開口レーダー)より新たに得られた5mグリッドの数値地形モデル(DTM: Digital Terrain Model)をもとに立体視可能な地形画像を作成し,この判読によって,活断層,海成段丘,地すべり地形などの過去の大地震に関連する地形の詳細な分布をフィリピン全土にわたって同一基準・高精度で包括的に解明し,新たにフィリピン全土の包括的な変動地形学図を作成する研究に着手した.本発表では,ルソン島および周辺の島々の活断層の判読結果を予察的に報告する.

著者関連情報
© 2016 公益社団法人 日本地理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top