Webサイトでの閲覧に影響を与える要因を、サイト特性と個人特性に着目した上で分析を行う。サイト特性としてページの読み込み時間、レイアウトを設定し、個人特性として興味、ストレス、タイプA行動特性に着目する。被験者にWebサイトを閲覧させ、中断の有無を調べるとともに個人特性とサイトの評価を回答させる。この実験結果に基づき、タイプA行動特性の得点と閲覧の中断との関係を数量化_II_類分析によって調べる。タイプA行動特性の得点が高い被験者では、興味が無い、ページの読み込み時間が長い、レイアウトが良い場合、中断する傾向が見られることが示される。また、ストレスの負担を避けるために中断する可能性も示唆される。