日本地球化学会年会要旨集
2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
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S03 環境放射能研究の最前線
福島第一原子力発電所事故後10年間にわたる海底堆積物中の超ウラン元素濃度及び放射能比の時系列変化
*山田 正俊及川 真司城谷 勇陛
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p. 187-

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抄録

東京電力福島第一原子力発電所事故により、環境中に大量の放射性核種が放出された。本研究は、2012年から2020年にかけて毎年福島第一原発沖の3測点から採取した表層堆積物中の238Pu、239+240Pu、241Am、242Cm、243+244Cmの濃度を測定し、事故の影響を考察した。また、原発沖から採取したコア試料中の239+240Pu、241Pu、241Am濃度と 240Pu/239Pu同位体比から、プルトニウムの起源の推定を行った。

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