主催: 日本地球化学会年会要旨集
東京工業大学
海洋研究開発機構
p. 111-
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本研究では硫酸還元菌Desulfovibrio desulfuricansのバッチ式培養実験を行い、グルコースを基質に用いた際の静止期や死滅期における硫黄同位体分別の定量化を行った。その結果静止期の代謝で生じる硫黄同位体分別値は50‰を超える大きな値を持つことが分かった。さらに、1つの実験系で得られた静止期の硫黄同位体分別は116±76‰という値となり、116‰という値が真値に近ければこれまでの硫酸還元菌の硫黄同位体分別モデルでは説明できない大きな値となった。
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