山形大学
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本研究は,宇宙線生成核種C-14を用いた過去の宇宙線強度変動の探索をしている。年輪試料は約2500年前の鳥海神代杉であり,この年輪のC-14濃度変動はマウンダー極小期のような太陽活動が停滞していた時期の変動と似ている。鳥海神代杉の約300年の生育期間において,特に暦年代2600年から2650年の50年にかけて急激なC-14濃度変動小ピークが見られる。本講演では,鳥海神代杉試料をそのピーク付近について1年輪毎に測定した結果と,この時期に当たる宇宙線強度変動との関係について報告する。
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