ベンガル平野のヒ素汚染地下水の時空間変動要因について  ― I. 吸着平衡モデルに基づく汚染機構の新しい解析法 ―

板井 啓明; 石橋 拓也; 高橋 嘉夫

doi:10.14862/geochemproc.56.0.100.0

2009年度日本地球化学会第56回年会講演要旨集

セッションID: 1E14 06-14

DOI https://doi.org/10.14862/geochemproc.56.0.100.0

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水圏環境地球化学

ベンガル平野のヒ素汚染地下水の時空間変動要因について ― I. 吸着平衡モデルに基づく汚染機構の新しい解析法 ―

*板井啓明, 石橋拓也, 高橋嘉夫

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キーワード: ヒ素, 地下水, 吸着, スペシエーション, アジア

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抄録

Bangladeshおよびインド西ベンガル地域は、世界最大の地下水ヒ素汚染地域として知られている。この地域の汚染は、ヒ素の明確な人為的供給源が認められず、自然の物質循環プロセスで発生していると考えられている。本講演では、バングラデシュ国内の2地域（ショナルガオ、シャムタ）における研究結果を基に、地下水中のヒ素濃度が同程度であっても異なる汚染機構が存在することを示し、汚染機構の違いが地下水中のヒ素の時空間分布に与える影響について考察する。

責任著者(Corresponding author)

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