主催: 公益社団法人日本セラミックス協会
産業技術総合研究所
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誘電損失の低い高熱伝導窒化ケイ素を作製するために、Yb2O3とMgOの含有量が異なる窒化ケイ素を焼結し、マイクロ波領域での誘電特性を測定した。2GHzでの誘電率はいずれの試料も約7であったが、誘電損失は組成に応じて10-4 から 10-3へと変化した。これらの試料を1300℃で24時間、熱処理したところ、誘電損失は2 x 10-4以下へと減少した。この変化は、粒界相の結晶化に伴って生じたことが分かった。
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