主催: 公益社団法人日本セラミックス協会
次世代原子力エネルギーシステムにおいて高効率性・高安定性を確保するためには、高温での高性能・多機能性を持つ新たな材料の開発が必要である。特に、超高温照射環境下で用いられる機能性構造材料としてポーラスSiCセラミックスの適用が検討されている。本研究では、ポーラスSiCセラミックスの微細構造を簡潔なプロセスで制御できる製法の確立、高性能・多機能性ポーラスSiCセラミックスの作製及び強度・断熱・耐熱衝撃特性等の評価を行い、次世代原子力エネルギーシステム用機能性構造材料の開発を目的とした。