主催: 日本歯科理工学会
近年、CAD/CAMシステム及び技術を導入し、歯冠修復材料としてセラミックスが用いられる機会が多くなっている。本研究では、3種類(ProCAD, e.maxCAD, e.maxZirCAD) の歯科CAD/CAM用オールセラミックスを使用した。試験片は長さ15.0 mm、幅4.0 mm、厚さを2.0 mm或は 3.0 mm, 4.0 mmの3種類ものを作製した。さらに試験体の中央部にノッチを深さ0.5 mm設けた。これら試験片を用いたオールセラミックスについてシャルピー衝撃値の測定を行なった。試験片にノッチの有無が衝撃強さに及ぼす影響も検討した。