主催: 日本歯科理工学会
eugenol,curuminなどオルトメトキシフェノール類は優れた抗酸化剤である。ヒト前骨髄癌細胞(HL-60)、口腔癌細胞(HSG)を用いてこれら化合物の細胞毒性、アポトーシス誘導活性を検討した。HL-60細胞でcurcuminはアポトーシスを誘導した。アポトーシス誘導活性は活性酸素の産生能と関連している。ラジカル重合下これらフェノール類とチオール類との誘導期間をDSCで検討したところcuruminは酸素を要求したので、チオールラシ゛カルの産生ト酸素との反応が示唆された。