日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2014年大会学術講演会研究発表論文集
会議情報

2014年大会学術講演会研究発表論文集
モルタルおよびシラン系表面含浸材の温度の相違が表面保護効果に及ぼす影響
*降旗 翔大塚 秀三八木 修石渡 翔太
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 23-

詳細
抄録

モルタル及び4種類のシラン系表面含浸材の処理温度を、それぞれ5, 20および60℃として供試体を作成し、養生期間3日後の表面保護効果について検討した。含浸深さではシラン系表面含浸材の温度を5℃とし、モルタル温度を上げると含浸深さは長くなった。一方、モルタル温度を5℃とし、シラン系表面含浸材の温度を上げると含浸深さは短くなった。透水比、吸水比、中性化深さ比及び塩化物イオン浸透深さ比では、シラン系表面含浸材の温度を5℃とし、モルタル温度を上げると表面保護効果は高まった。一方、モルタル温度を5℃とし、シラン系表面含浸材の温度を上げると表面保護効果は低下する傾向を示した。

著者関連情報
© 2014 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top