日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2005年大会学術講演会研究発表論文集
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改修工事における手摺天端等不陸調整の仕様および材料に関する一考察
*隈元 康郎
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p. 36

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抄録

現在、マンションの手摺天端の仕上げでは、吹付けタイル仕上げで行われている所も多い。しかし、改修工事においては汚染や美観上の点で不陸調整材料を行い、天端を平滑な仕上げとすることがある。不陸調整方法としては1)左官材料や2)塗膜防水材料等が使用されていることが一般的であり、美観と機能を優先する場合に有効である。ただし、これらの方法は工程数の増加による工期の問題や異なる職種が入ることからコスト増になる。今回の報告では、この手摺天端の既存の不陸調整材料や仕様の調査を行い、比較検討した結果を報告する。また、上記結果より市販品の可とう性改修塗材Eを元にサンプルを作製し、塗布した結果について報告する。

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© 2005 日本建築仕上学会
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