ヒートパイプ形湯沸し器の開発に関する研究
1985 年 51 巻 461 号 p. 196-204
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1985 年 51 巻 461 号 p. 196-204
ヒートパイプの原理を応用した湯沸かし器を試作し,その性能実験を行った.その結果,設計負荷以下では,温水の流量が変化しても一定の水温が得られるなど従来の湯沸かし器にはない特長を示すことがわかった.また,簡単な作動モデルによって,始動時および定常運転時における温度挙動や燃焼器の点火時間割合などをある程度予想することができ,さらにウィックの特性や電磁弁の寿命を考慮した本形式の湯沸かし器の設計手順を示した.
