日本機械学会論文集 A編
Online ISSN : 1884-8338
Print ISSN : 0387-5008
有限要素法による線形切欠き力学の検討
西谷 弘信野口 博司
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1985 年 51 巻 467 号 p. 1717-1725

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抄録

著者の一人は,切欠き底に生じる破壊や降伏現象を規定するパラメータとして弾性計算による切欠き底の最大応力と切欠き半径を用いる方法,すなわち「線形切欠き力学」,を提案している.この方法を用いる上で,その妥当性と適用限界を明らかにすることは重要なことである.そこで本論文では,5つの負荷形式について有限要素法による弾性解析を行って,その適用限界を検討した.

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