p. 43-
自律移動型ロボットのプログラム作成ではロボットの行動のモデル化が難しい問題となる。そこで人間の行動知能を抽出しロボットのプログラム作成に行かすことを考える。その準備として, ロボカップ小型リーグのフィールド内で操縦者が仮想的にロボットに乗っているように感じさせる没入型遠隔操縦を開発した。ロボット上の全方位カメラの画像から操縦者の視線方向の透視投影画像を作成しヘッドマウントディスプレイに表示, ジョイスティックの操作をコマンドに変換しロボットに送る。本システムでサッカー競技を行いその評価をする。