主催: The Japan Society of Mechanical Engineers 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2020
開催日: 2020/03/26
p. 301-
本研究では,タグチメソッドによりラジアスエンドミルによる走査線加工の工具送り方向とピックフィード方向の表面粗さに対する最適な切削条件を求めた.また同時に得られる切削方向や主軸回転数,送り速度,切込み深さ,加工面に対する傾斜角,工具のコーナ半径,ピックフィードの影響度と幾何学的考察から,その特殊な形状に起因する切削の特徴を明らかにした.即ち,今回の実験範囲では,カスプハイトの影響が小さく,底刃での切削部分が加工面に残らないと表面粗さが小さくなることが分かった.