Osaka Municipal Technical Research Institute
1960 年 17 巻 177 号 p. 79-82
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AIBNを開始剤として塊状50℃で数種のイタコン酸ジェステルの単独重合を行なった結果, 重合速度は開始剤濃度の12乗に比例し, Rp=k0[M][I]1/2におけるk0の値はメチル<エチル, n-プロピル<n-ブチル<オクチルの順に大きくなった。この理由についてイタコン酸ジエステルのアルキル基が大きいほど二重結合に隣接するメチレン基における連鎖移動が起りにくく, このためk0が増大する機構を考察した.
合成繊維研究
高分子論文集
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