高分子
Online ISSN : 2185-9825
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細胞組込型人工組織の実用化
現状と課題について
畠 賢一郎
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2007 年 56 巻 9 号 p. 740-744

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抄録

細胞組込型人工組織が実用化されてきた。とりわけ,皮膚と軟骨はすでに相当数の臨床経験を重ね,その有用性は周知のものとなっている。今後,この領域の研究が発展するためには,材料学的なアプローチを通じて,細胞外マトリックスとしての足場をつくりだす技術が期待される。

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© 社団法人 高分子学会
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