東京大学大学院総合文化研究科
2000 年 49 巻 8 号 p. 523-526
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「ゆとりの教育」の理念のもと,初等中等教育では授業時間数や科目数,教育内容の削減が進んでいる.高等教育においては専門教育の前倒しや,研究業績の重視が進み,多様なニーズをもった学部入学者に対応しきれなくなっている.このままでは日本の教育システムは破綻してしまう.現状の問題を分析し,その改善に乗り出さないと,21世紀の「科学技術創造立国」日本があぶない.科学技術基本法の第十九条の順守を望む.
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