山形大学工学部
1993 年 42 巻 5 号 p. 384-388
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破壊は種々のアプローチで総合的に検討しなければ解明できない複雑な現象である.高分子の塑性変形にはクレーズとせん断降伏とがあり,クレーズは脆性破壊,せん断降伏は延性破壊と関係する.破壊理論はGriffith理論が基礎になって現在の破壊力学に発展してきているが,破壊に必要なエネルギーは理論値をはるかに超えている.したがって破壊開始まえの分子鎖の動きにともなう吸収エネルギーを理論予測する必要がある.
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