Journal of Mammalian Ova Research
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ARTにおける精子調製の意義と問題点
兼子 智田辺 清男
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キーワード: 精子, DNA構造異常, ICSI
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2003 年 20 巻 2 号 p. 47-50

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抄録

ARTにおける精子調製の意義は,雌性生殖路における精子の選別,変化をin vitroで代行することにある.授精法の高度化は媒精に供する精子数を減じたが,受精の状況に対応したより高度な精子調製法が必要となる.特にICSIは精子の卵侵入能をもby passするため,その臨床応用にはDNA構造異常精子の排除を含め,受精の場である卵管膨大部に到達した精子の状態をin vitroで再現することが不可欠である.

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© 2003 日本卵子学会
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