家畜繁殖研究會誌
Print ISSN : 0453-0551
ラットの哺乳期妊娠における着床胚の維持に関する研究
吉永 浩二星冬 四郎
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1959 年 5 巻 3 号 p. 87-90

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抄録

ラットの唯乳期中妊娠で正常の時期に着床させた後に泌乳量を増させると胚の吸収が起つた。この際黄体ホルモン又は卵胞ホルモンを給与するとこの吸収を防止出来た。維持に必要な卵胞ホルモンの投与期間はplacnetalsignの出現時期までであるが,これでは十分な維持は出来ずpartial abortionが起る。

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