化学工学論文集
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気泡塔における大気泡の平均頻度と長さ
山下 福志井上 博愛
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1978 年 4 巻 3 号 p. 260-266

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抄録

塔径2, 4, 8cmの多孔板の気泡塔で, 発達途中にあるスラグ流れにおける大気泡の挙動を研究した.気泡塔は液回分式である.
大気泡は塔内を上昇するにつれて合一・成長し, 平均頻度は分散板からの高さhが大きくなるにつれて減少した.
h/DT<100の範囲において, 大気泡の塔軸方向の長さLCBの実験式を求め, 解析的に導出した式とよく一致することを示した.
液体スラグの平均長さLlを求め, 文献値と比較した.Llはガス流速, 高さ, 塔径に依存した.

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© (社)化学工学会
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