1998 年 24 巻 6 号 p. 972-974
ドラフトチューブ付き気泡塔において, 液混合時間に及ぼすダウンカマー内に設けた充填層高さの影響をガス流量と充填層高さを変化させ, ドラフトチューブ内側と環状部をそれぞれライザーとする操作条件下で実験的に検討した.
2種類のガスの吹き込み方法において, 充填層がある場合の液混合時間はガス空塔速度の増加とともに減少し, 充填層高さの増大につれて増加する.これらの場合の液混合時間の増加割合はガス空塔速度の1/3乗と充填層高さの1/4乗に比例する関係として整理された.