京都大学理学部化学教室
1961 年 82 巻 2 号 p. 261-263
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1虐パラ置換フェニル酢酸トリウム塩の脱炭酸反応における置換基効果を,分解温度を測定することによってしらべた。フェニル酢酸トリウムの分解澱をTH,置換体の場合のそれをTsとするとHammettのパラ置換基定数σpとの間に,TH/Ts=pTσ0の関係が成立することが見いだされた。反応定数mは+0.071であって,この反応が求核反応の性質をもつことを示唆している。
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