日本化學雜誌
Online ISSN : 2185-0917
Print ISSN : 0369-5387
ISSN-L : 0369-5387
保留分析によるクロマトグラムの定量(第1~2報)(第2報) 銅の定量
山田 省一
著者情報
ジャーナル フリー

1959 年 80 巻 12 号 p. 1444-1447

詳細
抄録

ロ紙上に分離された銅イオンに対する定量法としてはポーラログラフ法が報告されている。著者は前報に引きつづき,保留分析法を適用して定量の可否を検討したところ良好な結果を得た。試薬としてはルベアン水素酸,α-ベンゾインオキシムが有効で,定量限界は前者の場合は約 0.2γ,後者の場合は約 2γ である。なお実例について分離定量を検討した。

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top