1941 年 62 巻 10 号 p. 1035-1041
H. Meerweinは2, 3-Dimethylpentancdiol-(2, 3)を8倍量の濃硫酸を0°に冷却しつゝ反應せしめ64%の收量にて粗チセン化合體を得.これが融點[136~138°]のセミカーバゾーンを與へ,次亞臭素酸酸化にてDimethyylethyl acetic acidを生成する事より3, 3-Dimethylpentanediol-(2)なりとせり.而して不飽和炭化水素の生成に就きては述ぶる所なし.著者は前報にて報告せる2, 3-Dimethylpentanediol-(2, 3)の接觸的脱水を行ひたると同様の觸媒及び操作にて反應を行ひたり.
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