東海大学医学部/消化器外科
2010 年 76 巻 2 号 p. 52-53
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症例は63歳男性,嚥下困難を主訴に来院された。上部消化管内視鏡で上切歯列から30cmの食道に,長径約10cmの1p型病変と,その肛側に連続する3型病変を認めた。生検で癌肉腫と診断された。右開胸開腹胸部食道全摘,頸胸腹部3領域リンパ節郭清術を施行した。切除標本病理所見では,肉腫成分と中分化扁平上皮癌から成り,癌肉腫と診断した。術後5カ月目に胸膜再発を認めた。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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