日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年春の年会
セッションID: L19
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臨界実験手法
ファインマン中性子相関解析に基づく原子炉出力の測定
*三好 温子谷中 裕橋本 憲吾
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抄録

近畿大学原子炉の臨界状態および未臨界状態において、ファインマン中性子相関解析を行い、分散対平均比のゲート幅分布からY∞と即発減衰定数αを求めた。Y∞から中性子計数管の検出効率を算出し、この効率に計数率を乗じることにより核分裂率つまり熱出力を評価した。ファインマン中性子相関解析に基づき評価した原子炉熱出力は、線形出力計による出力指示値と誤差範囲内で一致した。

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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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