主催: 日本液晶学会
会議名: 2005年 日本液晶学会討論会
開催地: 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス
開催日: 2005/09/06 - 2005/09/08
現在、コレステリック液晶を芯物質としたマイクロカプセルは感温印刷物や液晶温度計などに広く応用されている。それと比べて、ネマティック液晶を芯物質としたマイクロカプセルはあまり検討されていないと思われる。著者らは液晶をマイクロカプセル化することによって、性質の違う液晶を混在させることが出来ることに着目した。本報ではネマティック液晶マイクロカプセルの形成と基本的な性質を報告すると共に、液晶光学素子への応用を提案する。