東日本旅客鉄道株式会社 長野保線技術センター中込エリアセンター
2022 年 1 巻 1 号 p. 418-422
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小海線は、JR線で最も標高が高い(標高:1,375m)野辺山周辺を走行している。厳冬期には気温が-20℃を下回り、例年凍上現象(路盤の土が凍結することで膨張し、軌道を押し上げる現象)が発生している。凍上現象により軌道変位が発生するため、列車の安全安定輸送の確保に取組んでいる。今回は、2010年度に凍上の影響を大きく受けた経験を踏まえ、これまでに小海線で取組んできた凍上対策と成果について報告する.
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