電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2023年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第76回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1P-05
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光学素子を用いた傾斜センサーの特性実験
*下尾 浩正南部 幸久寺村 正広
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抄録

筆者らは、光学系のセンサーと生物の情報処理法を回路化したニューラル比較器を用いた高速な傾斜センサーシステムを提案している.センサーは1個の赤外線発光ダイオード、2個のフォトトランジスタ(PTr)および反射鏡から構成する.ダイオードとPTrを一直線上に配置した平面の傾斜を測るとき、対面に常に水平を保つ反射鏡を構成すると、平面の傾斜に応じてPTrの出力電圧が変化する性質を利用して傾斜角が測定できる.出力電圧はPTrの特性により異なるが、半減角や検出波長など様々なパラメータが傾斜角の測定にどの程度影響するか明らかでない.本稿では、試作システムを用いて、特性の異なる複数のPTrを用いた特性実験の結果を報告する.

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© 2023 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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