電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2023年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第76回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1P-04
会議情報

光学素子を用いた傾斜センサーのモデル化の検討
*南部 幸久下尾 浩正寺村 正広
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本稿では,筆者らが提案する光学系センサーとニューラル比較器を組み合わせた傾斜角判別システムにおいて,光学系センサー部の特性把握と改善点を検討するためのモデリングの検討を行う.センサーは1個の赤外線発光ダイオード、2個のフォトトランジスタおよび反射鏡から構成する.ダイオードとフォトトランジスタを一直線上に配置した平面の傾斜を測るとき、対面に常に水平を保つ反射鏡を構成すると平面の傾斜に応じてフォトトランジスタの出力電圧の差から傾斜角が測定できる.本稿で提案するモデルでは,各センサーの指向性及び配置を任意に設定することができ,光学系センサーの感度の検討に有用である.

著者関連情報
© 2023 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top