電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1P-04
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太陽光発電を導入した一般家庭への電力供給によるCO₂削減を考慮した小売電気事業者におけるコスト分析
*大塚 省吾浮木 拳佐竹 昭泰渡邊 政幸三谷 康範牛房 義明
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抄録

近年、電力自由化により、多くの事業者が電力小売市場に参入し、電力需給社会が多様化している。またカーボンニュートラルの実現のために電力の有効利用をし、CO2排出量の削減策を模索することを試みている。廃棄物発電を主な供給源とした小売電気事業者を例にとり、太陽光発電(PV)を導入した一般家庭に電力を供給したCO2削減効果について検討を行っている。本稿では、主に、低圧からの電力売り上げ、PV余剰電力の買い取り、託送料金、市場売買の変化ついてコスト分析を行ったので報告する。また、今冬(2021年1月)の異常な市場価格高騰の影響についても紹介する。

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© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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