電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1P-13
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モジュラー・マルチレベル・インバータによる高調波低減効果の検討
*松元 達紀花本 剛士
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抄録

近年、省エネや電動化の観点から、半導体スイッチング素子を用いて高速かつ高効率な直流/交流変換を行うインバータの需要が高まっている。インバータは出力電流における高調波の含有率が高く、モータのトルク脈動や騒音を発生させるという課題がある。これへの対策として、本研究ではMLI (マルチレベル・インバータ)のひとつであるMMLI(モジュラー・マルチレベル・インバータ)の電源電圧の比を変えて、出力電圧の分解能を上げる手法を提案している。このMMLIについて、シミュレーションにより高調波の低減効果を検証した。さらに、実機での実験を行ったのでその結果を報告する。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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