主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 69
開催地: 宮崎大学
開催日: 2016/09/27 - 2016/09/28
Nb3Snは国際熱核融合実験炉:ITER計画におけるトロイダルコイル作製材料であり、金属超伝導体の中でも特に高磁界特性が優れた特性を持つ。このNb3Sn線材作製には様々な手法があるが、特に優れた高磁界特性が得られるのがブロンズ法である。そこで本研究では、さらなる高特性を有する材料開発のために、Nb3Sn用ブロンズ(組成:Cu-15Sn-0.3Ti)にTa(+0.5mass%)またはGa(+0.5mass%)を添加したNb3Sn材を作製し、これらの添加が上部臨界磁界や臨界電流密度にどのように影響を与えるかを調べた。