石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第46回石油・石油化学討論会(京都大会)
セッションID: 2B02
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C1化学
Pt担持MoO3プラズモン触媒による水素を用いた常温でのスルホキシドの脱酸素反応
*吉村 幸紘桑原 泰隆山下 弘巳
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抄録

MoO3は水素還元処理をすることで可視光応答性を示すプラズモン触媒として機能することが知られている。本研究では、Pt担持したMoO3を水素還元処理した触媒を用いて常温での水素を還元剤としたスルホキシドの脱酸素反応を試みた。PtをMoO3に担持した場合のみ特異的に反応が進行し、可視光照射下では約2倍の反応速度を示した。XRDやXPS、UV-visなどを用いた触媒構造を分析し、活性との相関について調査した。

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