石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第58回研究発表会
セッションID: B10
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[受賞講演-奨励賞]
ゾル-ゲル法を用いた新規チタニア担持コバルト-モリブデン触媒の調製と脱硫反応特性の解析
*石原 篤斉藤 貴大林 周作橋本 忠範那須 弘行
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抄録

ゾルゲル法を用いてCoMo/TiO2触媒をCoとMoを担持する順番を変えて調製し、DBTの水素化脱硫を検討した。TiO2担持触媒ではチタニア調製時にCoとMoを同時に加えたCoMo/TiO2が最も活性が高く、CoとMoを別々に担持したCo-Mo/TiO2やMo-Co/TiO2では活性がわずかに低下した。これらの触媒の窒素吸着測定よりCoMo/TiO2の表面積、細孔容積は他の触媒と比べて大きく、このことはこの触媒が高活性を示す一因であると考えられる。

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© 2009 公益社団法人石油学会
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