精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会秋季大会
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マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第9報)
遺伝子増幅試薬の固相化技術の検討
*佛生 智哉宮島 輝騎馬 由香夏原 大悟岡本 俊哉永井 萌土北村 雅史柴田 隆行
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p. 290-291

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抄録

本研究では、複数項目の遺伝子検査を1回の作業工程で同時に行えるマルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている。本報では、ポイント・オブ・ケア検査への適応を目的とし、診断デバイス内に遺伝子増幅試薬を固相化して、室温で長期間安定に保存できる方法を検討した。特に、酵素の触媒機能の失活を抑制するために、糖類の添加効果を調査した。さらに、違法植物(大麻草)の検査に適用し、その有効性を検証した。

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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