精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
会議情報

赤外線サーモグラフィーカメラによる生成中の切りくず裏面温度分布の計測
*篠塚 淳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 36-37

詳細
抄録

本研究は,旋削中のせん断域を含む切りくず裏面の温度分布の変化から旋削状態を認識しようとするものである.ここでは,市販の赤外線サーモグラフィーカメラに自作の望遠マイクロスコープを組み込み,切削点から250 mm離れた位置から生成中の切りくず裏面の領域を拡大撮影し温度分布を計測したところ,切りくずの両側面の温度は中央部に比較して高く,工具摩耗状態により温度分布に差が生じることについて報告する.

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top