精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会秋季大会
セッションID: F07
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ELIDを基盤とした表面改質加工の効果と可能性(キーノートスピーチ)
*片平 和俊大森 整水谷 正義上原 嘉宏林 偉民成瀬 哲也梅津 信二郎亀山 雄高八須 洋輔前川 公貴加藤 照子佐々木 道子佐々木 慶子小茂鳥 潤吉川 研一浅見 宗明三石 憲英高橋 豊石田 智小泉 仁
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抄録

研削という除去加工でありながら,“サイマルプロセス(同時工程内)”で加工と同時にワークの表面を改質するという表面改質加工法について,著者らが取り組んできた研究を紹介した.本手法は,これまで多数のプロセスにまたがっていた機械加工・表面処理技術を統合化するのみならず,これまでに実現できなかった新たな精度と機能の融合を果たすものとして期待している.現在,そのメカニズムと制御,解析に関わる基礎研究を進めているが,?@表面の被覆による機能化,?A物質置換による機能化,?B親和性改善による機能化,などの新プロセスの確立と応用・実用を目指している.

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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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