人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第35回 (2021)
セッションID: 2C3-OS-9a-02
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社会厚生関数を用いた公平な因果効果
*金城 敬太
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抄録

人工知能で公平性を扱う際に,その行動や介入による結果の平等性を実現することも重要である.そこで本研究では,ある人々における介入による因果効果を平等にすることを問題とし,その最適化を行う方法を提案する.具体的には介入の効果を推定するモデルをデータを用いて推定し,そのモデルを利用し,様々な平等性の概念を含む一般的な社会厚生関数(Social Welfare Function)を制約条件下で最大化する介入を求める方法を提案した.そのうえでデータを用いて検証を行い,結果を比較し,手法の有効性を確認した.

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© 2021 一般社団法人 人工知能学会
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