計測自動制御学会 部門大会/部門学術講演会資料
第34回 計測自動制御学会北海道支部学術講演会
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自然冷気を利用した食糧備蓄倉庫の事例
向井 隆
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p. 17

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抄録

穀物は人類の生存に必用であり冷蔵することによって長期保存ができる。昔から氷室で食糧を保存していたが種々の理由で現在は利用されなくなった。省エネルギーでの食糧保存方法については「雪冷房」や「ヒートパイプ」の活用の事例がある。私は自宅の地下倉庫(21. 6m*7. 2m*4. 0m)を利用して冬季に冷気を取り込み倉庫本体と収納品の気温を冷却することにより夏期も最高温度が12. 5度の低温を保つ事ができた。自然冷気を活用することによりその動力費(電気代)はひと冬でおおよそ2000円位で済みこれからの省エネルギー冷蔵、特に大規模な国家食糧備蓄基地への適用に最適と思い報告します。

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