計測自動制御学会 部門大会/部門学術講演会資料
第34回 計測自動制御学会北海道支部学術講演会
会議情報

自律協調型リモートコントロールサポートシステムの開発
小島 央三輪 昌史金子 礼三
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 11

詳細
抄録

従来の空撮は顧客が専門のパイロットを雇い、実機を用いて行うことが普通であったが、近年の映像装置の小型·軽量化、無線通信装置の信頼性の向上などの技術的な進歩に伴い、リモートコントロール機(以下RC機)で代用するケースが増加してきた。RC機は、(1)安価、(2)時間的な制約を受けにくい、(3)人命の危険を伴わない、(4)実機よりも低空を飛行可能、などの優れた点を持っているが、その操縦は容易ではなく、操縦者には高度な操縦技術が要求される。その主な原因は自律安定性の悪さである。本研究は、RC機もつ不安定性の問題をコンピュータ制御によって解決し、操縦者に簡単で安全な操縦環境を提供するためのシステムの開発を目的とする。

著者関連情報
© 2002 SICE
前の記事 次の記事
feedback
Top